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みのむし。 [カブ子・生後21ヶ月(1歳9ヶ月)]

ボクが
仕事を終えて
帰宅すると
遊びつかれて
眠る カブ子zzz

ママが掛けた
毛布に包まれて
スヤスヤzzz







なんだか
みのむし みたいだね。

なんて 言って 笑った。


そんな 何気ない日常を
失わないために
ボクは 立ちはだかる病に
戦いを挑む。



チョット大袈裟か(^^;



逃がさないで 逃げないで ♪
胸の痛みと 手をつないで 明日を迎えよう ♪
イヤな問題 大損害 避けて通る人生なら論外 ♪
生きてるから しょうがない ♪
シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフ ♪
イッツオーライ! ♪








- - - - - - - - - - - - - キ リ ト リ - - - - - - - - - - - - -



▼ 入院&手術 ▼



ここからは ボクの話。



今日 12月23日は
実家に家族みんなが集まって
毎年恒例の クリスマスパーティーです♪

年末年始を 病院で過ごす前に
思う存分 楽しみたい と思う反面・・・
情けない話・・・
明日 入院して手術を受けることへの
不安が 消しきれていません(ノ_・。)


と言うのも この 【脳動脈瘤】というのが
「病気」とは言え 自覚症状の無いもので
破裂しなければ 何の問題もない ということ。


脳動脈瘤を持ってる成人が 100人に5人くらい。

そのうち 瘤が破裂し クモ膜下出血を発症する人は
わずか 1%未満。

瘤の大きさが 5mm以上の人に限定しても
2%にも満たない確率です。

つまり 普通に生活していれば
破裂する危険は ほぼ 無い ということで
脳動脈瘤を持っていても 破裂しないまま
寿命を終える人の方が 多いくらいです。

むしろ 動脈瘤の破裂より
手術による後遺症や合併症の方が
確率的には高いという統計があるのも事実です。

確立が高いと言っても 2~3%ですけどね(^^;

なので ボクの場合も
もしかしたら 生涯 破裂することは無いかもしれません。

ただ 脳動脈瘤があると知ってしまった以上
いつ破裂するかわからないという
不安を抱えて 生活していかなければならないのは事実ですし
実際 手術ができず 不安を抱え生活を送っている方もいるそうです。

そんな中 ボクが手術をすすめられた理由は
ボクの脳動脈瘤を 治療のガイドラインにあてはめると

大きさが5mmを超えており、かつ不整形である

ということ。

瘤の大きさ5mm というのがボーダーラインで
ボクの場合 大きさよりも
形がイビツなのがまずいらしく
通常の丸い瘤に比べ 破裂する確立が高く
放っておくことは危険とのこと。

さらに
年齢的に余命が長いことや 飲酒量との関係で
動脈瘤の破裂する確立が さらに高くなること。

また 動脈瘤の場所が
手術で十分処置可能な場所にあるので
後遺症や合併症のリスクが 低いことで
手術が妥当だと 判断されました。

治療のガイドラインには
他にも 高血圧であったり
身内にクモ膜下出血を発症したこがある
などの基準があります。

ボクの場合 幸い 高血圧ではないし
クモ膜下出血を発症したことのある身内もいないし
術前の検査でも 健康状態は100点といわれました。

つまり 脳の動脈に瘤があり
クモ膜下出血を引き起こす可能性がある というだけで
なんら 健康上の問題はないわけです。


患者さんの中には 手術をすすめられ
手術に 踏み切るか否かで迷っている場合
セカンドオピニオンを受ける方もいるようですが
ボクの場合 最初に受診した 脳神経外科クリニックの先生が
はっきりと 「大きな病院で治療してください」 と言い
手術の上手い先生を 紹介してくれたこと
そして 紹介先の手術をすすめてくれた先生が
百戦錬磨の神の手といわれる先生だったこと
さらに 妻がカブ子を出産する前
医療事務として務めてた病院の ベテラン看護師さんにも
ボクが持っているような 脳動脈瘤の場合
状況的に どの脳外の先生でも手術をすすめるだろう
と 言われたことなどから 手術を決断しました。


あ そうそう
医療事務で思い出したんだけど・・・
今回 通院や検査や 入院に至るまでの
手続きや会計作業は医療事務をやってた妻のおかげで
ボクは何もすることなく スムーズに進められたのには
ほんと 助けられました(^^)
さらに レセプトが得意技だった彼女は
もちろん 診療明細のチェックも欠かしません(^^;


年末年始のスケジュール


あ... 話は戻り 脳動脈瘤の手術ですが・・・

たとえば もし
ボクが独り身だったり もっと高齢だったり
守る家族が いなかったりしたら
医師の手術のすすめには応じず
経過観察してたかもしれません。

しかし 今のボクには家族がいます。
親バカ全開になるほどの 愛娘がいます。

まだ1歳9ヶ月の娘の成長を
これからもしっかりと見守っていかなければなりません。

もっとたくさん 一緒に遊んだり 旅行へ行ったり
たくさんの思い出を作りながら 大人になっていく娘を
この目にしっかり焼き付けていかなければなりません。

そう考えると 万が一 動脈瘤が破裂したら;;;と
不安を抱えたまま 思う存分体を動かすこともできず
遠出や旅行もできない状態で 生活することより
手術を受け 不安を取り除いたほうが
ボクが思い描く 娘との生活を現実のものにできると思い
手術を 決断しました。

そう・・・ 決断したんです。
・・・決断 したのだけど
不安が 否応なしに襲い掛かってきます。


麻酔で意識を無くし そのまま目覚めることがなかったら・・・
つまり 死んでしまったらどうしよう・・・・・
娘と 一生 離れ離れになってしまう。。。

あ、ちなみに、ボクが入院する脳神経外科では、脳動脈瘤の手術での死亡例はないです(^^;

半身麻痺 や 失明 失語症・・・など 後遺症が残ったらどうしよう・・・・・
娘を抱くことや 見ること 話すことができなくなってしまう。。。

顔の筋肉を切開することによって
顔の形が変わってしまい 娘に怖がられたらどうしよう・・・。

もし そうなってしまったら
ボクが目指してた 「思い描く娘との生活」 自体が 実現できなくなる・・・。


なんて考え出すと・・・
そもそも 脳動脈瘤は いつからあったんだろう?

ずっと前からあったのなら 今まで普通に生活してきたわけだし・・・
もし 脳動脈瘤が見つからなかったら
何も知らないまま 今まで通り普通の生活が
送れていたのではないだろうか・・・。

突き詰めると・・・
あの時 頭痛で外来を受診して よかったのだろうか?
という 思いにまで行き着きます。。。


考え出したら キリがありません。。。


決断した。 覚悟決めた。
と 言っておきながら 情けない話です。


今まで 入院すらしたことないので
明日からの 病院での生活は 未知の世界です。

それに 加えて 人生初の手術が
開頭手術ということで ますます 不安が募ります。


明日になれば また手術の日へ近づく・・・
夜になるのが 怖い。
朝を迎えるのが 怖い。
こんな感覚を覚えたのも 初めてです。

手術の夢も 何度か見ました。

思い出したくないような 夢もありました。
 
無事に終わってホッとする 夢もありました。



でも もう ネガティブな想像や
不安な妄想は これで終わりにします。



コメント や メール
Facebook や Twitterなどで
たくさんの 応援や励ましのメッセージを
いただいてるにも関わらず
こんな弱音を吐いて すいませんでした。


泣いても 笑っても あさって 25日は 手術です。

ならば 笑って病室を出て 笑って手術室から戻ってきます。

必ず。 絶対に。



それから最後に・・・



ブログの記事は いつも 日付が変わる
0時の予約投稿にしてあります。

年内にあといくつかUPされる予定ですが
こちらから みなさんのところへご訪問することがきません。

順調に回復すれば 年末 もしくは
年明けにでも ご訪問できると思いますので
しばしの放置状態 お許しくださいね。



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【関連記事】
 脳動脈瘤 → 
【今日のハナウタ♪】
Wonderful Opportunity / B'z  作詞・稲葉浩志 作曲・松本孝弘
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