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パパッパパジャマ♪ & 脳動脈瘤 #10 [カブ子・生後22ヶ月(1歳10ヶ月)]

お風呂上り
パジャマに着替える(^^)







もちろん 最近は・・・

「じぶんで 着るぅ~!」

・・・と 言うので 着させてみせる(^^)







まだ サポートは必要だけど
ずいぶん 上手に
着られるようになりました(^^v







- - - - - - - - - - - - - キ リ ト リ - - - - - - - - - - - - -



脳動脈瘤 #1
脳動脈瘤 #2
脳動脈瘤 #3
脳動脈瘤 #4
脳動脈瘤 #5
脳動脈瘤 #6
脳動脈瘤 #7
脳動脈瘤 #8
脳動脈瘤 #9のつづき・・・。



▼ 脳動脈瘤 #10 ▼



●2012年12月27日 木曜日 ~入院4日目~●

朝5時30分ころ 起床。

ベッドでボーっとしていると 執刀してくださった
主治医の 庸子先生が 今朝も病室を見回りに来た。


" 大学病院 " というと かつてのドラマ
【白い巨塔】でよくあったシーン 「○○先生の総回診です」みたいに
教授先生が講師の先生なんかを引き連れて病室を回診する
というようなのを想像してたけど そんな 大名行列のような回診は
ボクが入院している間には 一切無く
庸子先生は 毎朝早朝 1人で病室をひとつひとつ回り
自分が執刀した患者さん ひとりひとりに声をかけ
水を持ってきてくれたりと 看護師さんがやる仕事もこなす
非常に 親近感が持てる先生だった。

しかも 早朝の回診は
ボクが入院している間 曜日を問わず毎日で
いったいいつ休んでいるんだろう・・・と
逆に 先生の体が心配になるくらいだった(^^;


そんな 庸子先生の
「調子はどうですか?」の問いに
「おかげさまで大丈夫です」と答える。

そして 庸子先生の日課
朝の散歩に 誘われる。

エレベーターの前で待っていると
ボクより前に 同じ手術を受けた患者さん2人と
この日 手術を受ける予定の患者さん1人がやってくる。

庸子先生も一緒に 病室のある4階から
エレベーターで2階まで降り 院内散策しながら雑談。

30分くらい散歩して ベンチに腰掛け雑談したあと
病室に戻る。

このあと 退院するまで 毎日 朝の散歩は続く(^^)


この日は テレビ朝日系朝の情報番組「モーニングバード」で
庸子先生が紹介されるので 朝食のあと
テレビをつけて 見た。

番組内では 今朝一緒に散歩した患者さんの
診察の様子や 手術の様子が放送され
朝の回診の様子も 実際と まったく一緒で
改めて 庸子先生のすごさを実感した。


その後 9時40分から 朝一緒に散歩に行った患者さんと
医学部のある棟の一室へ 実際の手術の映像を見ながら
どのような手術が行われたかの 説明を受けに行った。

生々しい映像は あまり得意ではないが
自分の頭の中なんて 普通は見ることができないので
しっかりと見ておいた。

先に説明を受けた 家族から聞いていたとおり
動脈瘤に細い血管がこびりついており
それを慎重に剥がしながら なおかつ 近くの神経に触れないよう
手術を行う様子が 鮮明に移っていた。

さらに 動脈瘤の隣に 白く固まった瘤もできていたが
これは 固まっているので血流がないため
MRAや造影CTには写らなかったもの。

破裂する心配はないが 下手に触ると
瘤の中の塊が血管内に流出し
逆に血管を詰まらせる恐れがあるので触らないように
動脈瘤の方を 処置。


脳動脈瘤の手術では 稀なケースのようで
家族への説明の際には 手術画像を
何枚も印刷しており (家族も1枚もらった^^;)
きっと医学部の脳神経外科講座の教材として
使われるのではないか と 家族は言っていた(^^;

そして 手術の説明で印象に残っているのが
「大切なのは いかに短時間でやれるかということではなく
 このような場合は いかに慎重に丁寧にできるか ですからね」
と 先生が仰ってた言葉。

ボクの手術が6時間におよんだことも 納得できたし
むしろ 6時間かけてくれたからこそ 無事に終わったのだと思った。


自分の手術の映像を見ながら 説明を受けたあと
病棟に戻ると ナースステーション前の病室から
入院した当初の もとの病室に戻った。


手術も無事に終わり 経過も順調で 普通に歩くこともでき
看護師さんも 「もう歩いてる!」 と驚く回復力を見せるボクだったが
注射嫌いは治ることもなく・・・
腕に点滴の針が刺さっているという現実は
どうしても 受け入れらなかった(^^;

そして 一番苦痛だったのが
朝と晩の2回 点滴の途中に入れられる 腫れをとるとか言う薬だ。

点滴の途中から シリンジに入った薬を注入するのだけど
それを入れると針が刺さってるところが 激しく痛む;;;

これだけは 本当に苦痛で 恥ずかしながら
この時ばかりは 「イテテテテ・・・・ッ イタイイタイタイイタイッ;;;」と
悲鳴を 上げていた(^^;


つづく・・・。



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 脳動脈瘤 → 



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